2015年に登場してから刀剣ブームを引き起こしているゲーム・刀剣乱舞。
刀剣乱舞は刀を擬人化した刀剣男士の育成シュミレーションゲームです。

刀剣乱舞は、聖地巡礼という史跡や関係各所巡りから始まり、舞台化、博物館とのコラボなど、各種メディアミックスが話題ですが、この度、待望のアニメ「活撃刀剣乱舞」が放送開始されました。

このアニメは、土方歳三の愛刀和泉守兼定・堀川国広、龍馬の愛刀陸奥守吉行が主役のようで、幕末ならばと私も配信で見てみました。

エンディングで、時代考証:山村竜也氏、協力:土方歳三資料館を見つけておおッ
私はアニメを普段全然見ないので、こういうお仕事にも協力されているんだという新鮮な驚き。
それから一瞬、龍馬の暗殺現場らしきシーンが出てきて心臓に悪い・・・

土方歳三資料館は、和泉守兼定が人気キャラクターのようで、ゲーム刀剣乱舞が始まって以来、ものすごい盛況ぶりですね。
私が土方歳三資料館を最後に訪れたのはもう十年前ですかね。
日野はおととし出張で訪れ、隙間時間で石田寺にお参りしました。

十年前と言ったら2007年ですが、当時でも十分、大河ドラマ新選組(2004年)で知名度が上がった後でマイナーではなかったと思いますが、150年も後にこんなに人気が出るとは、当のご本人も思っていなかったことでしょう。

大河ドラマ新選組前は、私を含めて歴史が好きなコアなファンしかいなかったと思いますが、大河以降は、特に若い方をはじめとした俳優やアニメ、ゲームのファンが増えた印象ですね。
その流れで、史跡でも今までにない客層を見かけるようになりました。
活性化するのは良いことです。
歴史ファンだけじゃ廃れてしまう部分もあるし、博物館とのコラボなどで経済が回るのですからね。
何より、誰にも興味を持たれなくなったら、歴史は忘れ去られてしまいます。

さて話を戻して・・・

アニメの感想としては、まず、和泉守兼定と陸奥守吉行が仲悪そうで何よりでした笑
完全に敵ですから、仲良くされると違和感で見てられなかったかもしれません笑
あと、見た目や言動は持ち主に寄せてあるんですね。
龍馬が銃をぶっ放してて、それを嫌悪する土方氏。
実際二人が対峙したらそうだろうな~という感想です。

アニメの時間軸は文久3年3月。

文久3年6月に龍馬は「長州が攘夷で夷人と戦ってるのに、その敵の船を江戸で幕府の役人が修理してまた長州と戦ってる!夷人と内通するなんてあきれ果てる!この役人どもをぶっ殺して日本を今一度洗濯する!」という手紙を書いています。
つまり、特に龍馬は過激な時期なわけです。

一方、新選組側は壬生についたばかりでまだゴタゴタしている時期です。
新選組というかまだ浪士隊です。

あれ、そうなると、何で敵対するのか分からないか。全然接点がない。
龍馬が過激な時期+土方氏も市中取締りで過激派斬ってるよ=そりゃバリバリ敵対するよねって書こうとしたけど・・・
土方氏が銃の威力を嫌というほど実感するのも戊辰戦争ですしね。

つまり、みんな未来から来ている設定だから、全部の結末を知った上で、仲悪いんですね?
・・・なるほど。

という具合に、刀剣乱舞の世界観が未だに全然分かっていませんが笑

冒頭、埋蔵金というワードが出てきたし、消えた徳川埋蔵金ブームまで引き起こすのか?
何だかいろいろ気になるので、これからも毎週見てみようと思います。