西郷隆盛らが最後にこもった城山洞窟
7ヶ月にわたった西南戦争は、明治10年9月24日、総大将・西郷隆盛の自刃で終結します。
その直前の9月19日から24日まで、西郷隆盛らはこの城山の洞窟で過ごしました。
城山はすでに、官軍に幾重にも包囲されていました。
傍らに「史跡西郷隆盛洞窟」という碑が建っています。
西郷隆盛終焉之地
西郷らは、決死の覚悟で、城山洞窟から最後の戦いを挑みます。
官軍による城山総攻撃の手はゆるむことなく、被弾した西郷隆盛は「晋どん、もうここらでよか」と言って別府晋介の介錯で自刃して果てました。
自刃の地は、城山洞窟から600mほどの城山の麓にあり、「南洲翁終焉之地碑」が建っています。
西郷隆盛洞窟(城山)
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